「子育てつらい」私は母親失格?自分の本音を受け止めるから始めよう

子どもが泣いている。
おむつを変えても、抱っこしても、何をしても泣き止まない。

その瞬間、ふっと頭をよぎる。

お母さん

…つらい。

そしてその直後に、もう1人の自分がこう呟く。

お母さん

子育てがつらいなんて思うなんて、母親失格だ

この記事を開いてくれたあなたは、きっと今、この2つの声の間で揺れているんだと思います。

子どもは可愛い。それは嘘じゃない。
でも、つらい。それも嘘じゃない。

2つの気持ちが同時にあることが、苦しい。
私は、子育てで苦しんでいた時、まさにそんな状況でした。

それこそ「子どもが可愛いと思えない」瞬間さえ、ありました。

今日は「子育てがつらい」と感じる時は、自分のありのままの気持ちを受け止める大切さをお話ししていきます。

目次

自分を後回しにするのは当たり前だと思ってた

息子が生まれてから3歳くらいまで、私はずっと「いいお母さんになりたい」と思ってました。

プレママ教室や育児教室には可能な限り参加したし、時間があれば近くの公園や児童センターに行って、息子を遊ばせる日々。

「息子にとっていい1日になるか」

これが私の全ての判断基準でした。

母親だもん。子ども優先だよね。
おしゃれなんて二の次。
自分のやりたいことはこの子が巣立ってから。

そう思ってました。
いや、今思い返すと「思っていた」というより、そうするのが当たり前だと思い込んでいた、という方が近かったと思います。他に選択肢なんてないと思ってました。

でも当然、そんな生活は長く続かなくて。

元々、10代の時から1人で海外に行ったり、人生の選択はすべて1人で決めて親には事後報告。1年に1度は引っ越すくらい自由に生きてきた人間だったからこそ、子ども100%で生きていた時は余計に苦しくて、どんどん精神的にも不安定になっていきました。

でも当時の私には、なぜ苦しいのか考える余裕なんてなくて

まり

母親に向いていないんだな

まり

みんなちゃんと子育てしてるのに…自分ってダメな人間だな

そうやって、自分にダメ出しばかりしていました。

お母さんとしての正解を探すと苦しくなる

あの頃の私が描いていた「いいお母さん」は、こんな姿でした。

  • 自分のことより、子どもを優先するお母さん
  • 手作り料理が美味しいお母さん
  • 学校から帰ってきたら「おかえり」って笑顔で迎えてくれるお母さん
  • いつもニコニコしてるお母さん

どれも憧れてた。
でも、私は包丁を握ると冷や汗かくくらい料理が苦手だし、子どもが帰ってくるのを迎えるより仕事してたいし、喜怒哀楽も激しい人。

これって全部「お母さんとして」の姿。
「私として」どう生きたいかは、どこにもない。

そして私は、そのことに気づかないまま、この本来の自分とは真逆の「いいお母さん像」を目指して苦しくなっていきました。

まり

今の振る舞い、お母さんとして正しかったかな?

まり

お母さんとして、怒鳴らないで我慢するべきだった

まり

お母さんなのに、子どもにイライラをぶつけちゃった…

「自分がどうありたいか」より、「お母さんとして正しいか」で生きていた時間は、本当に苦しい時間でした。

頑張っているから辛かった。背負いすぎていたから苦しかった。

ここで、1つ、聞いてほしいことがあります。

「子育てがつらい」と感じるのは、あなたが母親失格だからじゃない。
背負いすぎているから、つらいんだよ。

ということ。

お母さんだから、子どものそばにいなければ。
お母さんだから、手作りのご飯を作らなければ。
お母さんだから、自分のことは後回しにしなければ。

この「お母さんだから」の数だけ、あなたの肩にはたくさんの荷物が積まれている状態になっています。

そしてその荷物は、あなたが自分で選んで背負ったものばかりじゃない。

周りから「母親ならこうすべき」と渡されたもの、も、たくさん含まれています。

  • SNSで見かける「素敵なママ」の姿に自分を重ねて、無意識に抱えたもの
  • 自分の母親がそうしてくれたから、自分もそうしなきゃと引き継いだもの
  • 育児書を読んで子どもの可能性を守るために抱えたもの

重くて当然。
だって、1人で持てる量じゃないんだから。
背負わなくてもいいものまで、背負ってるんだから。

でも、自分を責めなくて大丈夫です。
それだけ必死に、自分の子どもの将来のことを考えて、毎日生き延びようとしてきた証拠なのですから。

自分の本音を受け止めるところから始めよう

お母さん

とはいえ、どうすればいいの?

と、なりますよね。
苦しいのは事実。できることなら笑って過ごしたいし、楽しく子育てしたい。だからと言って、ここで

まり

もっと休みましょう!

まり

周りに頼りましょう!

まり

自分時間を作りましょう♪

と言うのは簡単。
でも、それができたら苦労しないよね?と、当時の私は思ってました。

今回、私が伝えたいのは、もっと手前のこと。まず

「つらい」と思ってる自分
「苦しい」って思ってる自分

どんな自分の本音も、そのまま受け止めてあげること。
これをやって欲しいです。

「子育てつらい」って思っていい。
「子どもが可愛いと思えない瞬間がある」って認めていい。
「1人になりたい」って口に出していい。

それは、母親失格なんかじゃない。
あなたが「私」として、ちゃんと生きたいと願っている証拠だから。

私は、自分の気持ちを置いてきぼりにして「お母さんとしての正解」ばかり探して生きていた時期がありました。でもある時

自分自身がどうありたいかより「お母さんとして正しいか」で生きている限り、つらさは消えない。

ということに気づいたんです。

だって「お母さんとして正しい答え」なんて、どこにもないから。正解を探しても、探しても、見つからなくて、余計に苦しくなるだけだから。

自分の本音をジャッジしているのは自分だった

「受け止める」って聞くと大袈裟に考えちゃいますが、大丈夫。

たとえば今日、子どもに向かって言った言葉を、3つだけ思い出してみて欲しいです。

「早くしなさい!」
「もう、何回言ったらわかるの!?」
「ありがとう!」

思い出したら、その言葉自体を「ジャッジしない」。

「こんなこと言っちゃダメだ」とか
「もっと優しく言えばよかった」とか
そういうジャッジは、全部いったん横に置く。

ただ「ああ、私は今日こういう言葉を使ったんだな」って、認識するだけでいい。

怒った自分もいた。
疲れた自分もいた。

でもご飯を作った自分もいた。
子どもを抱きしめた自分もいた。
「ありがとう」って伝えた自分もいた。

「私の本音はここにあったんだな」って、まずは自分自身で気づいてあげましょう。

これが、引き算の子育ての最初の一歩。
今の自分をジャッジせずに、そのままを見る。受け止める。

何かを足す前に。
何かを変える前に。

まず、今ここにいる自分を、受け止めてみましょう。

ノートに本音を書き出してみよう

もし「子育てがつらい」と感じているなら、今日、試してみてほしいことがあります。

夜、子どもが寝た後に、ノートを1冊開いて

「今日、私が感じたこと」
を書いてみましょう。

「つらかった」でもいい。
「イライラした」でもいい。
「何も感じなかった」でもいい。

誰にも見せなくていいし、上手に書かなくていい。
ただ、自分の気持ちを、自分の言葉で、自分のために書く

そして、その数分間だけは、「お母さん」じゃなくて「私」を優先してみてください

もし、夜に書くとマイナスなことばかり出てきてしまう場合は、朝に書く時間を取ってみると、出てくる言葉が全然違ったりするので、書く時間を変えてみるのもオススメです。

自己犠牲の上に、幸せは成り立たない。
自分が幸せでなければ、子どもを幸せにすることなんてできないし、子どももそれを望んでいない。

あなたが苦しかったのは、足りないからじゃない。
背負いすぎていたから。

だから、今日は何も足さなくて大丈夫。
ただ、自分の気持ちを見てあげるところから、始めてみませんか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「ちゃんと育てなきゃ」と背負いすぎて、自分を見失った元足し算ママ。自分の人生も母としての時間もどちらも大切にする鍵は「引き算」だと確信。人生どん底期を乗り越え、2025年息子と世界中のマクドナルドを食べ比べる世界一周を実現。「引き算で、子育てをもっと楽に楽しく」を発信しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次