お母さんゲームばっかりして!



宿題が先でしょ!
1日に何回、この言葉を言ってるだろう。
子どものゲーム問題
これ、子育て中のお母さんたちと話していると、必ずと言っていいほど話題に上がるテーマです。
- うちの子、隠れてゲームするんです
- 時間を決めても守らないんです
- ゲームのことになると親子喧嘩になるんです
わかる。ほんとにわかる。
私も「ゲーム=悪」という家庭で育ってきたから。
今日は、そんなゲームとの向き合い方について、特に「家族会議で、みんなの納得したルールを決めると8年間破られなかった話」を基に、家庭内ルールの決め方について書いていきます。
- ゲームの向き合い方について悩んでいる
- ゲーム以外でも家庭内のルールについて決めたい
そんな方にぴったりな記事です。
ルールは親が強制しても意味がない
- ゲームしてると思考停止になる
- ゲームするくらいなら勉強してほしい
- ゲームしたら頭が悪くなる
世の中には「ゲーム=悪」って空気、ありますよね。
だからこそ、多くの家庭で
- 1日30分まで
- 宿題が終わってから
- 週末はちょっと長めにやってもいい
などのルールがあったりします。



ちなみに私は大のゲーム好き。
高校3年生の冬。家にファイナルファンタジー10(以下FF10)がやってきて、受験勉強そっちのけでプレイをしたのはいい思い出。でも、1日30分までと決まっていたから、次のセーブポイントまで辿り着けなくて「ブチッ」と電源を切られる。そんな時は隠れてFF10をプレイするのが日常でした。
おかげで大学進学して一人暮らしをした時には、反動で寝ずにゲームをして昼夜逆転したほど。
だからこそ、知っている。
ゲームのルールは「親が強制しても意味がない」と。
ゲームのルールは「家族会議」で決めよう
息子がゲームに興味を持ち始めた時、正直、私も迷いました。
ちなみに、禁止するつもりはありませんでした。
そもそも「ゲーム=悪」とは思っていないし、私自身、ゲームで学んだこともたくさんあった。とはいえ、無制限にやることのリスクがあるのもわかるし…。



あっ、家族会議で決めよう!
そこで選んだのは「家族会議」。
我が家には、家庭内のルールを決める時の条件があります。
- 全員が揃っている場で決める
- 子どもだけに適用するルールは作らない
- 決めたら大人も子どもも全員が守る
- 罰則を設けるなら、筋が通ったものだけ
だから、ゲームについても同じように家族全員で話し合うことに。
ルールを決める前に「目的」を決めよう
ゲームのルールを決めたのは息子が4歳の時。
まだこの時は結婚していたので、家族3人(夫・私・息子)全員で集まって、ルールを決める前に「ぶっちゃけ、ゲームってどう思う?」を出し合うことに。
- ゲームは楽しい!
- やりたい!(3人ともゲーム好き)
- 仲良くプレイできるようにしたいね
- でもやりすぎると目が悪くなるよね
- でも睡眠時間を削るのはダメだよね
こうやって全員で意見を出した上で「ルールを決める目的」をまず決めました。
我が家のゲームのルールを決める目的は2つ。
- 喧嘩せず楽しくプレイするため
- 健康に生活するため
目的がはっきりしたら、あとはそのためのルールを決める。
- 5:00〜就寝時間の3時間前まで
- 1時間やったら1時間休む
これなら就寝時間が違う大人も子どもも、同じルールを守れる。子どもだけ制限されて、親は夜中までゲームしている、なんてことがない。でも「仕事から帰ってきたらゲームできないじゃん!」なんてこともない。全員同じ条件。
ちなみに「なぜ1時間も休憩を挟むの?」というと、ゲームの取り合いにならないように。
休憩時間が「10分」になると、自分がやったあと「10分後に予約しまーす!」って言われたら、次の人がプレイできなくなっちゃう。だけど、ルールとして1時間休むって決まっていたら、その間に別の人がプレイできる。
そうみんなで思ったので、1時間やったら1時間休むというルールが出来上がりました。
「目的」があったからこそのルールです。
全員が納得して決めたルールは「守るもの」になる
このルールを決めてから8年が経つけれど、一度も破られたことがありません。
息子も私も自分でタイマーをセットして、時間になったら休憩する。だから中学生になった今でも、ゲームのプレイ時間について注意したこともありません。
なぜか。
全員が納得して決めたルールだから。
もしこれが
- 子どもだけに適用して、親は夜中もゲームしている
- ルールを破ったら漢字100字書くという意味不明な罰がある
- Nintendo Switchの時間制限機能で強制的にできなくする
こんなルールだったら、たぶん息子もルールを守っていなかったと思います。
ルールって、押しつけられた瞬間に「破りたいもの」に変わる。
でも、目的を明確にしてみんなで決めたルールは「守るもの」になる。
ルールを決める上で、大切にしている考え方です。
ゲームは世界を広げる「入口」だった
ここからが、私が1番伝えたいこと。
それは「ゲームって、向き合い方次第で、子どもの可能性を無限に広げてくれる」っていうことです。
ルールは決めたけど、ゲーム自体を制限しなかった結果、この8年で息子に何が起きたか。
- マインクラフト
最初は遊んでいただけだったが、次第にオリジナルのゲームを作成するようになる(英語や電気回路もマイクラで学ぶ) - どうぶつの森
たぬきちへのローン返済で、足し算引き算が暗算でできるようになる - ドラクエ11
似た街があることを知り海外に興味を持つ→海外に行ってマックを食べる→世界中食べ比べてみたくなり世界一周する
ここに書いたのはほんの一例。
他にもゲームを通じて、息子はたくさんのことを学びました。
ゲームの世界で出会った知識が、学校の授業と繋がった時「あ、これ知ってる!」と目を輝かせる息子を見て思ったこと。それは
ゲームは「学びの敵」なんかじゃない。
子どもの世界を広げる「入口」だった。
もし私が「ゲームは1日30分」と制限していたら、ゲームは悪いものだって決めつけていたら、息子の世界の広がり方は変わっていたかもしれない。
そう思うと、あの時しっかり話し合う時間を持ってよかったと心から思います。
ゲームが悪いんじゃない。どう向き合うかが大事
今、ゲーム問題で苦しんでいるお母さんに、1つだけ伝えたいことがあります。それは
ゲームそのものに、いいも悪いもない。
あるのは「どう向き合うか」という、向き合い方の問題だけ。
ということ。
そしてその向き合い方は、親が一方的に決めなくていいんです。子どもと一緒に決めていい。むしろ、一緒に決めた方がうまくいきます。
だって、子どもは「1人の対等な人間」だから。
ゲームについて話し合ってみよう
もし今、子どものゲーム時間で毎日バトルしているなら、1つ試してみてほしいことがあります。



ゲームのルール、一緒に考えない?
と、子どもに提案してみませんか?
「1日何時間がいいと思う?」
「どうしたらみんなが楽しくプレイできるかな?」
大人が決めたルールを守らせるのではなく、一緒に考える。ルールを話し合うことは、まだハードルが高いんだったら「ゲームについて思ってることを話そう!」と話す場から始めてみるのもオススメです。
その一言が、ゲーム問題だけじゃなく、ざっくばらんに思っていることを話す、親子の関係を作るきっかけになることもあります。
ゲームは子どもの世界を広げてくれる可能性がある道具。
だからこそ、いい関わり方を、それぞれの家族オリジナルで見つけていきましょう!



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